【製作年】1988年アメリカ
【制作・監督・脚本】M・ディクソン・コージー
【監修】モンテ・カザッツァ
【撮影】クリス・ウォーデン
【音楽】ザ・アトム・スマッシャーズ
【出演】デブラ・ヴァレンタイン、スタンレー・ソボレンスキー、ジム・ジョーンズ
【ナレーター】池田勝
【発売】株式会社にっかつ
【販売】にっかつビデオフイルムズ株式会社
【時間】85分
【値段】14800円
■残酷ドキュメント・シリーズ“ノストラダムス・ビデオ”の第1弾を飾る『スーパージャンク/世界大終末』の登場だ。自殺の瞬間を捉えた映像、全身ケロイドの患者、死体解剖――生々しく映し出される血のりや内臓は全てが本物である。しかし、この映画は単なる恐怖ドキュメントではなく、ナチのユダヤ人虐殺、原爆の投下、ガイアナ人民寺院集団自殺の教祖ジム・ジョーンズの肉声など、人類の狂気の痕跡を克明に切り取っていく。さらに死体との性交における倒錯者のインタビュー、研究という名のもとに次々にモルモットにされていく動物たちの姿、そしてエイズ患者といった今まさに行われている狂気をも、カメラは徹底して暴いているのだ。大予言者ノストラダムスが人類滅亡の年と予言した1999年まで僅か11年。『スーパージャンク』は世紀末の今だからこそ贈る、病んだ人類へのショッキングな警鐘なのである。