(Debugging Station 取扱説明書 概要 より)
通称「デパステ」。
通常のPlayStationはRAMが2MB搭載されているのに対し、Debugging Stationは4MB搭載されている。
デバステの種類
DTL-H1000(H1100)
本体の色が青いので通称「青ステ」と呼ばれている。H1100は供給電源がDCで、本体に熱がこもるのを防ぎ、暴走しにくい仕様になっている。SCEIコード※の無い、CD-Rに焼いたゲームを動かすことの出来る本体である。
※SCEIコードとは
CD-Rメディアには書き込めない領域にあるPlayStation独自のコードのこと。
PlayStation起動時にこのコードを読み込みにいき、認識出来た場合のみゲームが立ち上がるようになっている。
ちなみにPlayStationの登場からよく耳にするようになった「MODチップ」とは、このコードを擬似的にCPUに送り、本物のゲームCDとして認識させるプログラマブルICチップ(PICチップ)のことである。
下がDTL-H1000、上がDTL-H1100
DTL-H1200
本体の色が緑色なので通称「緑ステ」と呼ばれている。
開発環境
当時、PlayStationのゲームを作成するには[DTL-H2000 or DTL-H2700 or DTL-H2500]とパソコンが必要だった。
これは企業向けのものなので個人が入手することは不可能だが、個人向けに販売された「ネットやろうぜ!」で代用が出来た。
資料
下から DTL-H1000、DTL-H1100、DTL-H1200、DTL-H1200、DTL-H3000、DTL-H3001
DTL-H3000、DTL-H3001は「ネットやろうぜ!」用の本体なので「Debugging Station」ではありません。
すみませんがデバステの取説をスキャンして貼ってくれませんか?