ビデオ / 本
【主演】辻典子
【製作】高橋松男/柴田輝二
【監督・脚本】松山善三
【撮影】石原興
【美術】倉橋利韶
【音楽】森岡賢一郎
【製作】株式会社キネマ東京/株式会社 活人堂 シネマ
【製作年】1981年
【時間】112分
【値段】14800円
【製造・発売元】ヘラルド・エンタープライズ株式会社
【発売元】株式会社ポニー
「私は生まれると同時に大きな不幸を持って来ました。私のような子供が生まれて両親を悲しませてしまったことです。」
昭和37年1月、辻典子は両腕が退化したサリドマイド児として誕生した。この映画は、彼女の出生から競争率26倍という難関を突破して市役所への就職を果たした典子の姿を、本人自らが主人公を演じるというドキュメント手法で描かれている。
「足」を「手」に換えて、ミシン針に糸を通し、器用に櫛を持つ姿は、人間の真の「勇気」と真の「努力」の何たるかを感じさせてやまない。障害者への「哀歌」ではなく、むしろ大らかな「人間賛歌」として公開当時多くの人々に熱い感動を投げかけた。
辻典子プロフィール
昭和37年1月27日:熊本に生まれる
昭和43年4月:熊本市立碩台小学校入学
昭和49年3月:同校卒業
昭和49年4月:熊本市立龍南中学校入学
昭和52年3月:同校卒業
昭和52年4月:熊本市立高等学校入学
昭和55年3月:同校卒業
昭和55年4月:熊本市役所採用研修所付
昭和55年5月:同市役所福祉課勤務 現在に至る
■その後
1983年:結婚。白井のり子となる
1984年:長女出産
1995年:長男出産
2006年3月末:熊本市役所退退職