【製作年】1991年アメリカ
【監督・構成・脚本】片桐直樹
【プロデューサー】長谷川繁幸
【音楽】河合直
【効果・ミキサー】小林賢
【ナレーター】岡部政明
【販売】にっかつビデオ株式会社
【発売】(株)ヤングコーポレーション
【時間】75分
【値段】14800円
湾岸戦争を引き起こした20世紀最後の独裁者フセインの狂気は、400年以上前、すでにある一人の男によって予言されていた。彼の名はノストラダムス。そう、ナポレオンやヒトラーの出現から、ケネディの暗殺、人類の月面歩行まで予言した、その著「諸世紀」2章34番には、今回の湾岸戦争を指す件があるのだ。歴史はその通りに推移している。だが、そのには今なお多くの謎が残されている。その代表が“分裂は奇妙な死に至る傷を負わせ、激しい決闘はフランスに災いをおよぼすだろう”という一節だ。“分裂は奇妙な死”とは、戦後のイラク国内の分裂か、あるいはアラブ諸国の分裂によって化学兵器を使用した結果の変死体の山なのか?そして“激しい決闘はフランスに~”は、ソ連国内の内乱によるヨーロッパ(当時フランスとは、ヨーロッパを意味していた)での災いを意味しているのか?ともあれ、彼が言うことの恐怖の大王が降りてくる“1999の年の7の月”は、もう間近である。