【製作年】1989年アメリカ
【製作】ニック・ボーガス、レイ・アザートン
【脚本】F・B・ヴィンセンツォ
【編集】ザンディ・ウェインバーグ
【音楽】リチャード・ギブソン
【ナレーター】小川真司
【発売】株式会社にっかつ
【販売】にっかつビデオ株式会社
【時間】87分
【値段】14800円
徹底したドキュメントな構成により、観る者を恐怖のドン底へと叩き込む『スーパージャンク』シリーズ。その第4弾は、1920年代から40年代に起こった殺人、事故死、そして自殺を含むあらゆる“死”を当時の検屍写真とニュースフィルムで克明に綴った身の毛もよだつ作品だ。
不実を知った夫が妻を射殺、死体をバラバラにしたアーサー・エガ事件。25歳の女性が夫に殺害され、塩づけにされてシカゴからロスへ送られたトランク詰め殺人。そして一夜にふたりの女性の乳房と陰部を肉切りナイフでズタズタに切り刻んだ、アメリカ版切り裂きジャック、スティーブ・ウィルソン事件・・・。
ホストを務めるのは、犯罪写真のエキスパート、Dr.アントン・サンダー・レベイ。『俺たちに明日はない』で知らせるボニー&クライド、さらにはジョン・ハーバート・デリンジャーら、アメリカ犯罪史上に名を残す銀行ギャングから100を越す名もない死者まで、ここには血の海に眠るおびただしい数の“死”がたっぷりとファイル。その無言の表情は、世紀末の現代をも揺るがさずにはおかない。