PC ENGINE GTはPC ENGINEの携帯化
「PC ENGINE GT」は卓上型の「PC ENGINE」を携帯化したもので PC ENGINE用ソフトをそのまま使用出来る様になっている。
だが、電池寿命の短さ※、STN液晶を使用した画面が見えにくい、本体の値段が44800円と大人が子供においそれと買い与えられる値段ではない事など、ソフトが充実しているという以外では当時発売されていたカラー液晶携帯ゲーム機と同様の欠点を持っていたのがネックとなり、ゲームボーイの様な爆発的普及には至らなかった。
「ATARI LYNX」の電源も同じ「単3アルカリ電池6本」という仕様で、こちらは2時間しか持たなかったので、「これでもがんばった」と言えるかも知れない。
・コンデンサの劣化により内部スピーカの音が小さくなる、(たまに)画面表示するまでに5分程かかる 等の現象が出る本体が多い
通信ケーブル対応ゲーム一覧 50音順
*コラムス
*スピンペア
*パズルボーイ
*ボンバーマン
*ボンバーマン ’93
*森田将棋PC
※「森田将棋PC」がありました(‘09.04.09)
※ボンバーマン ’94は通信ケーブル対応ゲームではなかったため削除しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございました。(‘13.08.12)
通信対戦に必要なもの
・PC Engine GT 2台
・ゲーム 2本
・通信ケーブル
・お友達
PC ENGINE GT本体 COM端子 / COMケーブル
GTでは動作しないソフト
スペースハリアー
アウトライブ
F-1 PILOT
死霊戦線
弁慶外伝
ニュージーランドストーリー
キング オブ カジノ
イメージファイト
ボンバーマンについて
ボンバーマンは3人以上で対戦するのに必要な「マルチタップ」を使用すると最大5人まで同時対戦が可能なアクションゲームでPC ENGINEソフトの中では一番人気と言って良いゲームです。(身内では大勢で集まって遊ぶゲームといえばボンバーマンとモトローダーが定番だった)
ボンバーマンを立ち上げた時のメニュー画面でPC ENGINE GTでの対戦モードが表示されるのでボンバーマンでPC ENGINE GTの通信対戦機能を知った人は多いはず。私もこれで知りました。
PC ENGINEでは「ボンバーマン」、「ボンバーマン’93」、「ボンバーマン’94」と作られ、「ボンバーマン」シリーズはHUDSONの代表作の一つに挙げられます。
ちなみに「ボンバーマン」に入っていた「凡!BOMBERMAN」のチラシには悪役商会に在籍していた頃の「ゴルゴ松本」の姿がある。
ボンバーマン ’94はGT対戦非対応です。